浮気発覚後、証拠を掴んで再構築を進める一方で、不倫相手への慰謝料請求も並行して進めていました。
私は、不倫相手に自分で慰謝料を請求することにしました。
できれば不倫相手から慰謝料を高く取ってやりたいと思いましたし、離婚後の生活を考えると、弁護士に依頼する余裕なんてなかったし、できるだけ費用を抑えたかったからです。
慰謝料請求の方法や示談書の作成についてはインターネットでたくさん調べました。
不倫された人には『慰謝料を請求する権利』があります。
不倫の慰謝料の請求は、まさに『精神的苦痛に対する損害賠償請求』そのものです。
驚くことに、配偶者と不倫相手、それぞれに同額を請求することも可能なんですよね。
でも、現実はそう簡単じゃありません。
配偶者に対しての請求となると、離婚、両家の関係、お金や財産の分割、そして子供の親権といった複雑な問題が絡んできます。
一筋縄ではいきません。
一方、不倫相手への請求は、比較的シンプルだということがわかりました。
不倫相手には法律的な責任を追及するだけでいいので、感情のもつれや家庭内の事情に左右されにくいんです。
そして、慰謝料請求の方法としては、
- 自分で手続きする
- 弁護士にお願いする
この2つの選択肢しかありません。
どちらを選ぶかは、自分の時間や知識、費用をどれだけ使えるか次第です。
自分でやれば費用は抑えられますが、手間やストレスがかかることも覚悟しなければなりません。
逆に弁護士にお願いすれば、安心感はありますが、それなりの費用が発生します。
私はこれから離婚して、一人で子どもを養わなければなりません。
そのことを考えると、正直、不安でいっぱいで無駄なお金は使いたくないと思いました。
今後の生活のことを思うと、一円でも節約したい気持ちが強くて…。
だから、思い切って慰謝料請求を自分でやってみることにしました。
もちろん、簡単なことではないと分かっています。
調べたり、書類を準備したり、相手とのやりとりも全部自分でこなさなければならない。
それがどれだけ大変なのかも、なんとなく想像はつきます。
わからない部分については無料相談を活用し、自分で慰謝料請求を進める場合に必要な3点をしっかり準備しておくことが重要だと知りました。
1.不倫の証拠
私は探偵に依頼したことで、不倫の証拠を確保していました。この証拠は第三者が見ても明確に「不倫をしている」とわかるものです。たとえば、ラブホテルへの出入りの写真や、親密なメッセージのやり取りなどが含まれます。この証拠がなければ、請求自体が成り立たないので最も重要なポイントです。
2.相手の情報
探偵の調査で不倫相手の住所も把握していました。これに加えて、以下の情報を揃えることで手続きがスムーズになるそうです。
• 勤務先の名前と住所
• 帰宅する時間や通勤ルート
• 会社を出る時間
こういった情報は、相手との交渉や書類の送付時に役立ちます。
3.示談書
示談書は、交渉が進んだ際に必要となる書類です。
以下の内容を含めることが一般的です
• 慰謝料の金額
• 支払い方法や期限
• 不倫行為を今後繰り返さない約束
示談書のテンプレートは、ネットで簡単に見つけることができます。特に、不倫の慰謝料請求に特化したテンプレートを提供しているサイトも多く、初めての方でも使いやすい形式になっていました。
わからない部分については、ココナラ無料相談を利用しました。
メールアドレスを登録するだけで、弁護士さんに気軽に相談できて助かりました。
無料で相談できる弁護士サービス私が受けた精神的苦痛を考慮し、示談金を150万円と定めました。
その金額を記載した示談書を作成し、不倫相手の住所宛に説明文を添えて、内容証明郵便で送りました。
しかし、約2週間後に届いたのは驚くべき内容の手紙でした。
「手持ちのものをすべて処分しても、請求された慰謝料には届かないので、慰謝料を10万円に減額してほしい。」
10万円“減額”ではなく、10万円“で”?!
その金額を見た瞬間、頭が真っ白になりました。
こちらが提示した金額と桁が違いすぎて、どう考えたらそんな数字になるのか、理解できませんでした。
さらに追い打ちをかけるように、不倫相手からの返事が途絶え、こちらの連絡も無視される状態に…。その時はっきりとわかったんです。
「自分ひとりでは解決できない」と。
自分で慰謝料請求を進めたい方は、「無料で相談できる弁護士サービス」などを活用して、示談書を作成することも可能です。
無料で相談できる弁護士サービスここで不倫相手が応じてくれれば解決に向かいますが、残念ながら、私の場合は違いました。
不倫相手からの返答はなく、無視される状況が続きました。
さらに、旦那が逆上するという事態に発展してしまい、気持ちの整理がつかないまま手詰まりに…。
こうした状況を踏まえ、次の手を考えなければならないと感じました。